起 原文
従冷視熱 然後知熱処之奔馳無益
従冗入閒 然後覺閒中之滋味最長
冷より熱を視て、然る後に熱処の奔馳に益無きを知る
冗より閒に入り、然る後に閒中の滋味、最も長きを覚ゆ
奔馳(ほんち)、奔走
承 意訳
冷静になってから、熱狂していたころを振り返ると、熱くなって奔走することが無益であったことがわかります
多忙なときを過ごしてから、閑静な環境に入ると、閑静なことの滋味が最も素晴らしいことが理解できます
転 別視点
人生には何一つ無駄なものはないと言います
素晴らしいものを知るには、そうでないものを知らないと何が素晴らしいのかを本当に理解することはできません
結 まとめ
なにごとも経験ありき!
作家の遠藤周作さんの言葉を集めた「人生には何ひとつ無駄なものはない」という本があります。
この中で遠藤さんが病気で療養していた経験が、人生の中で重要な経験になったという話が強調されています。辛い経験、最悪の経験も、人生をより豊かにするための一つの要素なのかもしれません。

