前集142 自分に可能な方法で、積極的に社会貢献に携わろう

前集141-160
ロンドン橋

起 原文

士君子貧 不能濟物者
遇人痴迷處 出一言提醒之
遇人急難處 出一言解救之
亦是無量㓛徳

士君子貧にして 物を濟うこと能わざる者なり
人の癡迷の処に遇へば 一言を出して之を提醒し
人の急難の処に遇へば 一言を出してこれを解救す
亦是れ無量の功徳なり

物を濟う(すくう)、金品などをもって物質的に人を救済すること;癡迷(ちめい)、心が判断に苦しんで迷うこと;提醒(ていせい)、引き上げて、呼び醒ますこと;解救(かいきゅう)、急難を解いて救い出すこと;無量(むりょう)、量がはかり知れないほど大きいこと

承 意訳

君子たるものは貧乏であることが多く、物質的に他人を救うことができません

しかしながら、人が難題に迷っているときは、言葉によってそれを解決します

人が急難で困っているときは、言葉によってそれを解決します

これもまた、計り知れない功徳と言えます

転 別視点

周囲の人、社会に対する貢献は、経済的なもの、物質的なものに限ったものではありません

考え方、アドバイス、いろいろな形での貢献が存在します

叡智のある人はその叡智を周囲のために使って社会に貢献ことが重要です

結 まとめ

周囲の人への貢献は物質的な方法だけではありません。自分に可能な方法で、積極的に社会貢献に携わろう。


(論語1-15)
子貢曰く、「貧しくして諂う(へつらう)ことなく、富みて驕ることなきは何如。」
子曰く、「可なり。未だ貧しくして道を楽しみ、富みて礼を好むものに若かざるなり。」
抑制のきいた生き方では失点が少なく、周囲に迷惑をかけることが少ないです
積極的な生き方は失敗することがあっても、自分と周囲に良い影響を与えます
礼を保ちながら、自分にできる形で社会に貢献することが推奨されます!

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